共有しても崩れない回転
横向きのPDFで厄介なのは、自分の画面ではきちんと見えていることが多い点です。ビューアーが表示のために回してくれていただけで、送った先では横倒しの文書が開きます。回転はファイルの中ではなく、手元のアプリの中にあったのです。
このツールは、PDFの内部に保存されたページの向きそのものを変えます。すべてのページが選んだ角度で回り、その変更は元に戻らない形で残るので、Adobe Reader、macOSのプレビュー、ブラウザー、スマートフォン、印刷ダイアログのいずれで開いても正しい向きになります。変わるのは向きの情報だけなので、処理は一瞬で、文書の画質もサイズもまったく変わりません。
スキャン、ファクス、写真に撮った書類
よくある原因は、横向きに給紙した一括スキャン、2ページごとに上下が逆さまになる両面文書、そして紙を回した状態で撮ったスマートフォンの写真です。ここでファイルを回したら、そのまま仕上げに進みましょう。必要なページを切り出す、直した複数のスキャンを1つにまとめる、スキャナーが巨大なファイルを吐き出したなら結果を圧縮する、といった具合です。